スポーツキッズの保護者の皆さん、今日もサポートおつかれさまです。
いきなりですが、みなさんのお子さんは、メンタル強者ですか?それともちょっぴり課題アリ?
我が子はわりとメンタルが強い子かな?と思うのですが、それでも先輩たちに混ぜてもらった試合や格上の相手との試合ではなかなか力を発揮できなかったり、ミスからなかなか気持ちを切り替えられなかったりとまだまだ未熟さを感じる毎日です。
そこで、子どものメンタルを強くしてあげるために親がどんなことを意識したらいいのか学び、私なりにまとめてみました!
自信をつける=自分ならできる!と思える状態を作る
自信のある選手は「ミスを恐れずにチャレンジできる」から成長が早い!
そして、成長するとわかっているからミスが怖くなくなる。そんなサイクルを作りたいですね。
▼やるべきこと
①「成功体験」を増やす。→できたことをしっかり伝える。
例:「さっきのドリブル突破、めちゃくちゃよかったよ!」
例:「今日の試合でヒット打ったじゃん!すごい成長してるね」
②「ミスしても大丈夫」な雰囲気を作る。
例:「ミスはチャレンジした証!次どうすればいいか考えよう」
例:「プロ野球選手だって三振するんだよ!」
■大人であるみなさんも、自分で成功体験を積むのと、人から成功を認められるのではどちらが自信がつきますか?
もちろん自分で自分を認める過程も大切ですが、まずは親が「成功体験を見つけて伝える」ことで、自然と自信がつくようになりますし、子ども自身のマインドが「成功体験を見つけて自信をつける」ように変わっていきます。
プレッシャーに強くなる=試合で緊張しない
試合で過度に緊張してしまうと本来の力が出せなくなります。
練習では簡単にやっていたのに! ということがいざ試合でできない姿を見ると本当に悔しいですよね。
そこで大事になってくるのは「プレッシャーがある状態に慣れること」です。
▼やるべきこと
①緊張する場面を経験させる。→強い相手との試合、一対一の勝負
②プレッシャーに慣れる練習→「これを決めたら勝ち」のような状況を作る。(シュートを決めたら、この球を打ったら、二重とび〇回できたら…etc)
③「緊張した時の対処法」を持たせる
・深呼吸する。
・自分で自分に「大丈夫」「俺ならできる」など言い聞かせる。
・ルーティンを作る。(試合前は必ず同じ順序で準備体操する、など)
■はじめてやることは誰でも気後れして自信がないですよね。でも、毎回毎回勝つか負けるかの本気勝負を重ねていたらどうでしょう? だんだんその状況に慣れてくると思いませんか?
プレッシャーのある場面をたくさん経験することで、本番に強くなります。
逆境で折れないメンタルを作る=負けそうでも諦めない!
高レベルの試合なら当然、相手も強いからうまくいかない場面が必ずあります。
うまくいかない・調子が悪い?・負けそうだ……そんなときでも、心折れずに戦い続けることが大事ですよね。
▼やるべきこと
①「失敗してもやり直せばいい」ことを理解させる。
例:「ミスしてもいい!次、良いプレーをしよう!」
例:「ミスしていいから、チャレンジしよう!」
例:「どんな競技でも逆転劇はよくある!最後までやる選手が勝つんだよ!」
②逆境に強い選手のプレーを見せる(YouTubeや試合観戦)
例:「ほらこの選手、試合の最初は調子悪かったけど、後半活躍してるよね」
例:「強いチームは負けそうって場面で何をしてるかな?よく観察してみよう」
③負けた試合でも「よかった部分」を伝える。
例:「試合には負けたけど、あの時のこのプレーはすごく成長が見られたね」
例:「次の試合でも強気でいけたらもっとよくなるよ」
■「ミス=終わり」ではなく、「ミス=次のチャンス」と思えるようにする。
これは保護者側にも言えること。口ではどんなにいいことを言っていても子どもは親の嘘には気が付くものです。子どものミスは、チャレンジの証・次の成功への大切なきっかけです。保護者は冷静に分析して、次に繋げましょう。
とは言っても子のミスに一喜一憂してしまうのが親。心はどうあれ、子どもにはポジティブに接したいですね。
集中力を上げる=大事な場面でミスしない
練習でのミスはいくらでもOK! 試合でのミスだって成長の糧になる!
とはいえ、絶対にミスしたくない大事な場面というのはありますよね。
例えば全国を目指すような高レベルの試合では「ここで決める!」という集中力が必要です。
▼やるべきこと
①普段の練習から集中する時間を作る
・「このシュートを絶対3本入れる」と決めて集中させる。
・自主練の最後に「この技をきっちり決めたら終わり」とプレッシャーをかける。
②「集中力を高めるルーティン」を作る。
例:試合前は深呼吸を3回する。
例:フリースローの時は毎回同じ動作をする。
■普段はへらへらしているように見えても、ここぞという時に別人のような顔つきになる。マンガじゃなくてもそんな選手を見たことありませんか?それもきっと生まれつき備えたものじゃなくて、きっと「集中する」「切り替える」訓練をしているのだと思います。
「ここは決める!」と集中する習慣をつけると、試合でもミスが減っていくのではないでしょうか。
勝負強さを身につける=最後にヒーローになる選手に!
ひとつ前のものと重なりますが、レベルが上がってくるほど「決定力」が重要になります。
全国で活躍する、プロのアスリートになるには「大事な場面で勝利をつかめる選手」であることが必要です。
▼やるべきこと
①「試合を決める練習」をする。
ゲームの最後にシュートを決める習慣をつける。
組み合ったら最後に技をかけて終わる。など
②「勝利の決め手になる経験」を増やす。
これはすでに高いレベルの選手であることが前提ですが、勝負のときエース・主要選手として出る環境にいさせること。個人競技ならさらにその経験をつむ機会は多いでしょう。
③「ここで決める」という場面を想定して練習する。
例:「残り10秒、1点負けてる、自分が決める!」と考えながらシュート練習。
例:「ここで勝ったら全国大会!」と声掛けして気持ちを高めさせる。
■「試合を決める経験」を増やすことで、本番でも勝負強くなる!
そのための環境づくりが大切です。日々の練習で意識させることももちろんしていきたいですが、練習試合の多いチームに所属したり、個人競技なら距離を厭わず様々な大会に出場するなど、経験を積めるよう親が積極的に動いていきましょう。
まとめ:メンタルの強い選手を育てるために親ができること
☆「成功体験」を増やして自信をつけさせる
☆「ミスしても大丈夫」という雰囲気を作る
☆プレッシャーのある場面に慣れさせる
☆「ミス=終わり」ではなく、「ミス=チャンス」と教える
☆大事な場面で集中できるルーティンを作る
☆「最後に決める経験」をたくさんさせる
メンタルは「生まれつき」ではなく、トレーニングで強くできます。
だって、子どもはその競技の技術だって、戦術理解だって、全部努力で身につけてきました。メンタルだって、トレーニングです。我が子を見ていて、私はそう考えるようになりました。
子どもを信じて、普段から「試合で活躍するメンタル」を育てる声掛けや環境づくりを意識すれば、きっと全国で活躍できる選手になれます!
自主練に付き合うこと、食事・栄養管理、そしてメンタルトレーニング、保護者が支えられることはたくさんありますね。スポーツキッズの親は専属マネージャーみたいなもの。
私も我が子を信じて、日々学び、メンタルケアまでできるように頑張ります!一緒に頑張りましょうね~!
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