練習で遅くなる日の晩御飯、何を食べさせるべき?

スポーツキッズの栄養管理

スポーツキッズの保護者の皆さん、今日もサポート、おつかれさまです!

本気でスポーツをやっていると、どうしても練習後の夕食が遅くなってしまう日があります。そうすると「こんな時間にガッツリ食べて大丈夫?」「でも、おなかを空かせたまま寝かせるのもよくないし」と悩んでしまいますよね。

成長期のスポーツキッズにとって、晩御飯はエネルギーの補給だけでなく疲労回復という大切な役割を持っています。でも、寝る直前に重い食事をすると、消化に時間がかかって睡眠の質が下がることも……。

それでは疲れた体を回復させつつ、寝る前でも負担にならない食事ってなんでしょう? 

今回は、ただでさえ頭を悩ませる献立の中でも「遅くなっちゃった日」の食事のアイデアをシェアします!

遅い時間の食事で気を付けるポイント

まずは押さえておきたい遅い時間の食事で気を付けるポイントがこちら

  • 消化にいいものを選ぶ→胃もたれさせない
  • 回復をサポートする栄養素を意識→タンパク質、ビタミンをとる
  • エネルギー補給は軽めに→炭水化物は取りすぎ注意
  • 遅いと言っても寝る直前の食事は避ける→理想は寝る1~2時間前まで

これを意識するだけでも、ぐっと献立が絞られました。

とんかつ、からあげなどの油が多いものや、ついついごはんをたくさん盛ってしまうカレーは遅くならない日に食べましょう!

だけど、それじゃあ「消化に良くてタンパク質豊富でビタミンもとれてごはんは少なめでも満足度が高くて寝る時間になる前にサクッと食べられるもの」って……何!?となりますよね。

そんなメニュー、ポイントを踏まえて考えてみました!

おすすめメニュー

①軽めの丼もの 消化が良く、すぐ食べられる                                        

鶏そぼろ丼                                         

材料:鶏ひき肉100g/卵1個/ごはん小盛り                             

しょうゆ、みりん、砂糖 各小さじ1/しょうが少々                        

☆ひき肉は消化が良く、卵と合わせることでタンパク質もビタミンも◎。ごはんの量を控えて負担を減らしましょう。                                

豆腐と卵の親子丼

材料:木綿豆腐150g/鶏むね肉50g/玉ねぎ薄切り/卵1個/ごはん小盛り

醤油小さじ2、みりん小さじ1、酒小さじ1、砂糖小さじ1/2 塩ひとつまみ                  

☆鶏むね肉を均一なそぎ切りにし、豆腐を入れることで、食べやすく、消化にもgood。

②スープ&おにぎり 体が温まって、疲れていても食べやすい                                

鶏団子スープ+おにぎり

材料:(鶏団子)鶏ひき肉100g、豆腐150g、刻んだネギ10cmぶんくらい

(スープ)水400ml、鶏ガラスープの素、醤油、みりん 各小さじ1、塩少々                              

おにぎりの具:鮭、おかか、梅など消化にいいシンプルな具材                    

☆スープの温かさで胃腸をリラックスさせつつ、炭水化物はおにぎりで調整しよう。                           

具だくさん味噌汁+ツナマヨおにぎり 

材料:人参、大根、きゃべつなど冷蔵庫の余り野菜、豆腐、だし汁、味噌 お好みの量            

おにぎりの具:ツナ、マヨネーズ少々                             

☆ツナと豆腐でタンパク質を補給し、野菜でビタミンもばっちり。味噌=発酵食品で消化をサポート。子供の大好きなツナマヨならこってり感も出て満足度UP

③具材しっかり系おかゆ 胃に優しいおかゆも、具材を工夫して栄養もカバー   

鮭と大葉のおかゆ 

材料:ごはん お茶碗に軽く一杯/水300ml/焼き鮭1切れ/大葉2枚/だしの素、塩 適量                                      

☆鮭はタンパク質が豊富! おかゆにすることで就寝前の負担を軽減                                   

卵とほうれん草の雑炊

材料:ごはん お茶碗に軽く一杯/水300ml/卵1個/ほうれん草 好みの量             

だしの素、醤油小さじ1                                        

☆卵でタンパク質を補給しつつ、ビタミン豊富なほうれん草で栄養もプラス

④軽食でタンパク質を摂取 疲れきってがっつり食べられない時 

ヨーグルト+バナナ+ナッツ 

材料:ギリシャヨーグルト 100g/バナナ 1本~1/2本 /アーモンド 5粒               

☆バナナでエネルギー補給+ヨーグルトのタンパク質でリカバリーに最適!           

豆乳スムージー

材料:豆乳 200ml/バナナ 1本~1/2本 /きなこ 大さじ1/はちみつ 適量       

☆飲むだけで栄養補給完了できて、寝る前でも重たくないね。

忙しい保護者のための時短アイデア

子どもは練習で遅くなるとはいえ、自分や他の家族はがっつり食べたいはらぺこ気分かもしれませんよね。また、フルタイムで働きながらお子さんをサポートする方も多いことでしょう。時短アイデアを使って練習で遅くなった子の分だけササっと用意すれば家族みんなもハッピーです♪

作り置きを活用                                       

おにぎりを冷凍し、いつでも食べられるように!                         

前日の夕飯でスープや味噌汁を多めに作り、小分けして冷凍しておく。                

鶏そぼろを作り置きしておくと、ごはんにかけるだけでさっと丼に。卵を混ぜればさらに栄養強化。

火を使わないメニュー                                    

納豆かけごはん、鮭フレークの混ぜご飯、ミートボールおにぎり など火を使わずに食べられるものをストックしておく。

電子レンジ調理                                                      

鶏むね肉、きゃべつやブロッコリーをレンチンして胡麻ドレッシングをかけるだけで立派なアスリートごはんに。                                                 

耐熱カップに水+鶏ガラスープ+野菜を入れてチンすれば即席スープが完成!

まとめ

夜遅い時間のごはんは、消化にいいもの+疲労回復を意識するのがポイント。無理に食べさせるより、子どもの状態に合わせた食事を用意したいですね。栄養に関しては昼食や捕食、翌日の朝に補うという考え方をしていきましょう。

捕食に関してはこちらに詳しい記事を書いています! 

帰りが遅くなった日もリカバリーできる夜の習慣もご提案しています!

コメント

タイトルとURLをコピーしました